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Phantom / Vibration
¥7,150
【2024/03/31 入荷】 写真家 中野泰輔による写真集。 闇、夢、廃車、家、墓、日本の古い葬式などがテーマとして扱われ、それらに佇む裸体の男たちが独特な色彩で表現される。 死や終末を思わせる濃厚な世界観によって構築された本作は、読者の持つ夢と現実の境界に揺さぶりをかける。 それは、現実世界に疎外感を感じる者たちにとってある種の救済のようでもある。 全ページが袋とじとなっている特徴的なブックデザインは、藤田裕美によるもの。 本作は、dummy award2024のショートリストにも選出されている。 https://dummyaward.org/dummy-award-2024/ 2024 192 pages 25.3 x 18.2 cm
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Orange Grove
¥8,400
【2024/02/24 入荷】 クィア黒人男性としてのナラティブを写真を通じて表現するアーティスト、Clifford Prince Kingによる2022年の写真集。Aperture、TIME、British Journal of Photographyなど数々のメディアに取り上げられた話題の一冊。クィア、黒人、男性らしさといった多様な側面をもつ恋人・友人たちの生活を、温かなまなざしでとらえている。 --- Clifford Prince Kingは2016年、友人であり共同制作者でもある Malcolm MarquezとともにOrange Groveに移り住んだ。 彼らはBurbank Hillsにある、Kingが早番をしていたSprouts Farmers Marketから徒歩圏内の緑豊かな中庭に包み込まれた、温かみのある2ベッドルームをシェアしていた。 この頃の写真には、2人のアーティストの創作活動の精神を形作った新しい創造的、社会的、物理的な風景の中で、急成長するクィアネスに伴う探求、喜び、変容のスペクトルが詳細に描かれている。 Orange Groveは、ダークでハンサムで、垂れ下がったタペストリーのようなKingの温かく手の込んだポートレートに満ちている一方、傷つきやすさの中にいる恋人たちや友人たちを目の当たりにする。 互いを包み込むまなざしを持つKingのポートレートは、見る者にセックスと親密さ(intimacy)が本質的に共同作業であることを思い起こさせる。 Kingは、白昼夢のファンタジーを受け入れながら、日常を偽りのないものにする。 天秤座のロマンスはバランスが必要でしょう? 夜は始まり、そして過ぎ去るものだが、その瞬間が永遠に続くとしたら? 指を絡ませ、キッチンでスローダンスを踊り、一夜を共にした後の瞳。 Orange Groveは、多くの人生とつながりで満たされた軌道図である。 Kingはその中心ではないが、欲望と親密さの新たなリアリティを横断しながらすべてに関わり合っていく。 物語に織り込まれているのは、Kingの2018年のHIV診断にまつわる語り(narrative)と、病気がもたらす身体のその後の変化である。 寝汗で湿ったシーツは、2つの舌の薬や肩に回された腕に姿を変える。 ベッドルームは、修復し、夢想し、そしてf**kする場所である。 Orange Groveはホームだった。 クィアであり、黒人であり、男性的であること(必ずしもこの順序ではない)についての進化し続ける理解の精神によって、洗い流されたドメスティシティの祭壇だった。 あなたは招かれる。 世話をされる。 読んだことのない本があり、雑貨が棚にあり、食事が目の前に置かれる。 床に寝そべって辺りを見回さなければ、何があるのか見逃してしまう。 Orange Groveは、仲間の素晴らしさと、自我を成長させることの美しさを正確にとらえている。 - Syd Haliburton --- Clifford Prince KingはNYとLAを拠点に活動するアーティスト。 Kingは、伝統的で日常的な状況における親密な関係を記録し、クィア黒人男性としての経験を語っている。 このような場合コミュニオンは記憶の提供へと姿を変え始め、それは彼が重なり合ったパーソンフッドの現実を称え、祝福する方法なのである。 Kingのイメージの中には、死後の世界への頷きがある。 過去への供物の共有は平凡な景色の中に隠された暗号として現れ、知識の共有された場に座っている者だけが知っている。 彼の作品は、the Hammer Museum, Kleefeld Contemporary Art Museum, Los Angeles County Museum of Arts, ICA Miami, Minneapolis Institute of Art, Studio Museum in Harlemなどのパブリックコレクションに収蔵されている。 Kingは近年Jeffrey Deitch Gallery (Los Angeles), Higher Pictures (New York City), Leslie Lohman Museum (New York City), Light Work (Syracuse, NY), MASS MoCA, Marc Selwyn Gallery (Beverly Hills), Stars Gallery (Los Angeles)で展示を行っている。 Kingの写真がコミッションワークや特集として掲載された出版物には、Aperture, BUTT, Cultured, Dazed, i-D, Interview, T Magazine, The New York Times, Vice, Vogue, The Wall Street Journalなどがある --- PRESS Paris Photo – Aperture PhotoBook Awards First PhotoBook Shortlist https://aperture.org/editorial/announcing-the-2023-photobook-awards-shortlist/ MoMa: Our Favorite Photobooks of 2022 https://www.moma.org/magazine/articles/861 TIME's 20 Best Photobooks of 2022 https://time.com/6241307/best-photobooks-2022/ Another Mag: Clifford Prince King’s Moving Portraits of Black, Queer Intimacy https://www.anothermag.com/art-photography/14363/clifford-prince-king-photographer-orange-grove-book-interview British Journal of Photography - The photobooks not to miss this autumn https://www.1854.photography/2022/10/the-photobooks-not-to-miss-this-autumn/ ---出版社紹介ページより 2022 TIS books 24 cm x 28 cm 92 pages, 45 color images
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Chez Walti Photographs 2000–2022
¥16,500
【2024/02/18 入荷】 スイス出身の写真家・アーティストで、Vogueや有名ファッションブランドなどでの撮影でも知られるWalter Pfeifferの2000年から2023年までの写真をまとめた一冊。 色彩豊かでウィットにとんだ軽いタッチながら、みずみずしいエロティシズムを感じさせる彼の写真が、418ページという超ボリュームにまとまった必携の1冊。 --- 2001年にEdition Patrick Freyは、1980年から2000年までのWalter Pfeifferの写真をまとめた『Welcome Aboard』を出版した。 この写真集は、現代写真のパイオニアとしてのPfeifferの重要性を明らかにし、典型的な「artist’s artist」から、Vogueなどの国際的な雑誌で活躍し、Bottega Venetaなどの高級ブランドのキャンペーンを撮影する世界的に有名なアーティストへと成長する基礎を築いた。 『Chez Walti』では、過去23年間にわたるこの近作の軌跡を辿り、Pfeifferがどのように彼の写真に対するまなざしを微調整・更新し、時代の潮流から影響を吸収しながらも、パーソナル、コミッションワークの両方でまぎれもなく彼自身であるということを示す。 ゴージャスな男たちやチーキーな女の子たち、青々とした静物画や牧歌的な風景、シックなファッションやむき出しの肌など、Pfeifferのライトでウィットに富んだタッチや美に対する確かな目は、彼の作品の特徴である。 『Chez Walti』は、Walter Pfeifferの、その魔力が過去20年以上にわたって強まっている無重力パラレルワールドへと私たちをいざなう。 ---出版社紹介ページ 2023 418p 30 × 23 cm
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NEWSPAPER
¥8,580
【2024/02/18 入荷】 1960年代後半にかけて発行された伝説的なクィア写真雑誌『Newspaper』全14号をリプリントした一冊。 当時の優れたビジュアルを圧倒的なサイズとボリュームで体感でき、巻末には寄稿者と年表のついた資料的価値も高い一冊。 --- Steve Lawrenceによって発行され、Peter HujarとAndrew Ullrickによって編集された『Newspaper』は、1968年から1971年のにかけてNYで発行された。 『Newspaper』は言葉のない写真のみの定期刊行物で、14号にわたって40人以上のアーティストのさまざまな活動を特集した。 新作のそばに流用された素材を掲載することに編集の重点を置き、1960年代後半の現代社会を象徴するハイカルチャーとローカルチャーの視覚言語を体系化しようとした。 美術史の議論ではほとんど見過ごされているが、『Newspaper』は当時アメリカで活躍し最も尊敬されていたアーティストの多くと、新興のクィアアーティストのグループも紹介された。 60年代半ばから後半にかけては、本やレコード、雑誌といった新しいメディアを使って作品を制作したり流通させたりする実験的なアーティストが活躍した時代だった。 『Newspaper』は、1969年に創刊されたAndy Warholの『Interview』やLes Levineの『Culture Hero』に対して、アーティスト発行のタブロイド誌の先駆け的存在だった。 しかし他のタブロイド紙とは対照的に、『Newspaper』はイメージに特化していた。 写真がギャラリーで定期的に展示されていなかった当時、『Newspaper』は写真というメディアと、その時代の最も偉大な写真家たちにオルタナティブな展示スペースを提供した。 大きなサイズと製本されていないフォーマットは読者にページを分解して飾ることを促し、1970年に開催されたニューヨーク近代美術館の「Information」展でも同様に展示された。 これは『Newspaper』がアート界の狭い範囲にしか存在しなかったというには程遠い。 『The New York Review of Sex』『Rags』『Gay Power』などのアンダーグラウンドでクィアな定期刊行物の強固なネットワークの中に住んでいた (そして寄稿者を共有していた) 。 しかし、これらのタブロイド誌の多くとは異なり、『Newspaper』はアンダーグラウンド雑誌、クィア出版、アーティストの定期刊行物をめぐる言説からほとんど姿を消してしまった。 今回『Newspaper』全14号が初めてこの1冊にまとめられた。 収録アーティスト: Diane Arbus, Art Workers Coalition, Richard Avedon, Clyde Baines, Sheyla Baykal, Peter Beard, Brigid Berlin, Richard Bernstein, Ann Douglas, Paul Fisher, Maurice Hogenboom, Peter Hujar, Scott Hyde, Christo and Jeanne-Claude Javacheff, Ray Johnson, Edwin Klein, Yayoi Kusama, Gerald Laing, Dorothea Lange, Steve Lawrence, Jeff Lew, Roy Lichtenstein, Frank Mercado, Duane Michals, Jack Mitchell, Forrest “Frosty” Myers, Billy Name, Stephen Paley, Warner Pearson, Jurgen Warner Piepke, Charles Pratt, Joseph Raffael, Mel Ramos, Lilo Raymond, Ruspoli-Rodriguez, Lucas Samaras, Alan Saret, Bill Schwedler, Leni Sinclair, Norman Snyder, Elizabeth Staal, Stanley Stellar, Terry Stevenson, Paul Thek, Andrew Ullrick, Andy Warhol, William T. Wiley, and May Wilson. ---出版社 紹介ページより 2023 416 pages 247 x 339 mm
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the better days are coming
¥5,000
【2024/1/21 入荷】 フォトグラファー/エディター/ライターとマルチに活動するショーン・ウッディによる写真集。 7年間の間に撮影された膨大な数の中からセレクトされた写真をまとめた一冊。 過去の愛おしい瞬間が収められた写真たちを、慈愛に満ちたまなざしで写真集としてまとめた本作は、2020年より断絶された3年間を経験した私たちに対する祈りのようである。 --- 写真に出会い、7年という月日が足早に過ぎた。どこへ行くにもフィルムカメラをポケットに忍ばせ、恋焦がれ泣き喚いたあの日も、クラブで夜通し踊ったあの日も、気が付けばそれをずっと握りしめていた。 誰も予想していなかった日々が突如訪れ、〈当たり前〉を奪い去っていった2020年。世界中の都市は閑散とし、先の見えない明日に毎日絶望すらした。今日は昨日よりもマシな日になるのか、そんな不安を抱えたまま3年の月日が淡々と流れた。 直接会わなくても会えるこの時代に私たちは〈実際に会う〉ことを選んだ。見えるようで見えなかった大切な人たち。私たちは結局目で見て、匂いを嗅ぎ、手で触れられる日を待ち望んでいたのだ。きっと今日は昨日よりもベターな日。 ---はじめに 2023 76 pages 182mm × 257mm 無線綴じ、ソフトカバー
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愛に生きて
¥3,300
SOLD OUT
【2023/11/18 入荷】 写真家 中山正羅による2015年の写真集。 男性、女性のヌードと風景写真とで構成される一冊。 被写体はみなカメラを向いており、読者に愛とは何かを雄弁に語りかける。 --- 『愛に生きて』は、ライフワーク的に写真を撮り続けてきた中山正羅が、膨大なスナップショットの中からさまざまな愛のカタチを組み合わせることで、目に見えない愛というものを写真で表現することに試みた意欲作です。大胆なタイトルは、愛の美しさ、優しさ、醜さ、危うさ......あらゆる側面を切り取り、中山による、どこかメランコリックで繊細な写真を塊にすることで愛そのものを突き詰めます。多様性を受け入れることによって愛の純度を高めた本作は、愛を歌うポップソングのように人々のこころに響き、観る者に千々な感情を呼び起こします。 --- 30 ×21 cm 64 pages 2015
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Things will get better over time
¥3,300
SOLD OUT
【2023/11/18 入荷】 現在、新作写真集「Warp and Woof」の展示を行っている写真家 竹之内祐幸による2017年の作品。友人やボーイフレンド、街の木々や植物、昆虫や生き物の姿など身の回りの日常の風景をまとめた一冊。 写真と写真の間のページには何も印刷されていないページが挿入されており、緩やかなリズムで作品が配置されている。薄緑色の紙に青色のインクでモノクロ印刷された本作は、柔らかく静かで、読む者に時間の存在を忘れさせ、いつまでも色褪せることのないものとなっている。 ブックデザインは、新作写真集「Warp and Woof」でも担当している藤田裕美によるもの。 --- ある日、ふと思い立って知らない公園に行ってみた。そこには池があって、二匹のカメが泳いでいた。一匹が追いかけて、もう一匹は逃げているように見えた。やがて二匹は追いついて、顔をつき合わせながら、空を飛ぶようにくるくると回っていた。仲が良いんだなと思って見ていたら、やがてそれぞれの方向へ離れていった。僕は、雲の上から出会いと別れを見守る神様のような気分になった。 「ビデオの中の人物は、何回巻き戻しても同じ行動を繰り返すから、時間が逆方向に変化したことに気付かない。ビデオの中とは別の世界からしかそれを認識できない」という話をどこかで読んだことがある。その時撮った写真を見返してみると、時間は前にしか進まないという考えから解放されてくる。 出会いと別れは日々繰り返されて、いつの間にか遠くなってしまったものもあるけれど、時間は砂時計のように過去と未来と行き来しているものかもしれない。そう思うと、少しだけ寂しさがやわらいできた。 ---あとがきより 24 × 18 cm 168 pages 2017
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SADAO. HASEGAWA 1945-1999
¥13,200
【2023/11/9 予約販売】 ※本商品は2023/11/9(木)からの販売となります。 2023年に成山画廊より刊行された、長谷川サダオの画集。 これまで国内で入手が困難であったゲイアーティスト 長谷川サダオの画集が、待望の収蔵元である成山画廊よりついに発売。 彼の初期から晩年までの作品が網羅され、資料的にも非常に貴重な、まさに決定版といえる一冊。 本書と合わせて成山画廊にて2023/11/9(木)から展覧会『長谷川サダオ 「冬」 』が開催されます。本展覧会は2回に会期を分け、長谷川サダオの作品が半年間展示されます。 ぜひ、本書と合わせてお楽しみいただけますと幸いです。 http://www.gallery-naruyama.com/japanese/news.html --- 出版 : 成山画廊 発売日:2023年11月9日 エディション : 1000 部 サイズ : A4 176ページ 寄稿 : カンザス大学 スペンサー美術館 グローバルコンテンポラリーアート・キュレーター クリス・エルカムス 成山画廊 成山明光 ---版元ページより ※本は破損を防ぐ為に流通用段ボール製スリーブに入れて発送致します。スリーブの交換はご容赦下さい。 ※表紙に流通用に剥がせるシールが貼ってあります。
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Sub #02 Ilmatar
¥2,000
SOLD OUT
【2023/10/17 入荷】 フランスの出版社fisheyeから2023年にローンチされた、新シリーズ「SUB」の第2弾。 「SUB」はユニークでエキサイティングな作家のこれまでの既存シリーズに焦点を当てたシリーズで、第2弾となる本書は写真家 岡部桃が2020年に出版した写真集「イルマタル」にフォーカスしている。 --- 写真家・岡部桃の体外受精から始まった妊娠に伴い、イルマター・シリーズは6年間かけて制作された。 この手術が必要だったのは、無性愛者である岡部桃が、肉欲的な関係なしに子供を授かりたかったからだ。 「私はこのような形で他人とつながりたいとは思っていません」と彼女は打ち明ける。 「妊娠してからは、セックスで妊娠する人が多いという事実を受け入れるのがさらに難しくなりました。私は個人的に男性器が嫌いで、セックスは恥ずかしいことだと考えています。 でも、私にとって異常と思えることが、他の人にとっては理にかなっていたり、その逆もあることに気づきました。それは複雑な概念であり、常に変容しています。」 しかし、イメージの中では、身体は慎みなく露わにされ、ヌードはエロティシズム、優しさ、反発、あるいは暴力など、さまざまな姿を見せている。 ---出版社ページより https://fisheyeeditions.com/sub-02/ 140 × 210 mm 96 pages 言語:英、仏 2023
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Baroness by Yushi Li
¥8,400
【2023/10/17 入荷】 中国人アーティストYushi Liによるデビューブック。 --- 「Baroness」シリーズの第3号である本書で写真家Yushi Liは、男性の身体に関する写真研究を通して、私たちを欲望、ファンタジー、そして見ることの旅へと誘う。 デビュー作である本書の表紙のために、彼女は男性器の写真を選択した。 異性愛者の家父長制社会の中で、メディアにおいては男性が大きくて強いものとして表現される一方、ここでの男性器は、小さく萎えて陥没しており、遊び心の効いた、少し暴力的で優しく、まるでコミカルといっていいようなまなざしで描いている。 Liの作品に登場する男性の裸体は、消費を目的としたものではない。 その代わりに、男性の身体はフレームの中にあるの他の要素との関係において表現され、それは常に、シーンやファンタジーの演出を伴う。 作品の中の、家庭的な空間やありふれた日常の活動は、見る者を裸体の向こう側へと誘う。 彼女のイメージに登場する男性はファルスであり、それは欲望のシニフィアン、つまり、母なる他者(=(m)Other)の欲望である。 Liの描写する身体は、未知の父と母の身体、そして不在の母なる他者(=(m)Other)のファンタジーという想像の凝縮である。 本書を通して、Liはそれぞれ異なる作品を通じまなざしに疑問を投げかけている。 「My Tinder Boys」は、キッチンにいる裸の若い男性たちの写真のセットで、いつも柔らくぽっちゃりとして男性器は萎えており、ほとんどがカメラの外を見つめている。 「Your Reservation is Confirmed」は、消費と満足にまつわるアイデアをさらに発展させたものである。 Tinderではなく、今回はAirbnb、家を見つけるための出会い系アプリだ。 それぞれのイメージは私たちを、新しい裸の男やしばしば服を着たLi自身が何らかの遊びを行っている、新しい家の、新しい部屋に連れて行く。 Liの最新シリーズ「Paintings, Dreams and Love」では、私たちは別のレンズを通して画を見ることに招かれる。 古典的な女性のヌード油絵にインスパイアされたLiは、二連画「The Feast」で男性たちの「コーヌコピア」を描く。また、外側にいるアーティストが弓矢をフレームの向こう側に向けているが、同時に表面上内側にいる裸の男に向けることで、ティツィアーノの「アクタイオンの死」を再現している。 「The Dream of the Fisherwoman」では、北斎のうごめくエロティックなタコが鮮魚店のタコとなり、穏やかに入浴する少年に覆いかぶさっている姿を目撃する。 Liは彼女の動画作品「I Hope You Like What You Have Seen」内において、見る関係に内在するパワー・ダイナミックスをさらに弄んでいる。 この作品でLiはスカイプを通して観察するため、さまざまな男性に裸で日常の活動を披露してもらった。 これらのビデオチャットでLiは、女性でも男性でもなく、常に私たちを見ているデジタルな目になろうとする。 古い絵画を見返したり、ウェブカメラを通して直接見たりすることで、李は私たちをフィジカルとバーチャル、意識的なものと無意識的なものの間を漂うように導き、演劇、欲望、観客の新しい形にアプローチする。 「Baroness by Yushi Li」には、精神分析家で作家のAnouchka Groseによる序文も収録されている。 Yushi Li Bio ロンドンを拠点に活動する中国人アーティスト。Royal College of Artで写真の修士号を取得し、現在は芸術と人文科学の博士号を取得中。Liは2019年にRoyal Photography Society Hundred Heroines Awardを受賞し、2021年にはFemale in Focus prizeの受賞者の一人となった。Liの作品は国際的に展示されており、最近ではストックホルムのFotografiskaでグループ展、ロンドンのUnion GalleryとオスロのVasli Souzaで個展を開催した。 ---出版社ページより https://www.baronbooks.co.uk/product-page/pre-order-baroness-by-yushi-li PRESS https://metalmagazine.eu/en/post/interview/yushi-li First Edition 20 x 26 cm 128 Pages Hardcover
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Les Garçons des Fleurs – Jardin Sauvage
¥10,700
【2023/10/17 入荷】 日系フィリピン人Hajime Yamamotoによる、シリーズ4作目となるイラストレーション集。 --- ソーシャルメディアを通じて体験する、新しい形での相互のつながり・親密さにインスパイアされた日系フィリピン人アーティストHajime Yamamotoは、見知らぬ人の写真を彼の一連のシリーズである「Les Garçons des Fleurs」に変身させた。 彼のイラストレーションは、世界中の男たちのヌードを、純粋さ、官能的、そして若々しい美しさといった、あらゆる面から描いている。 ソーシャルメディア上では、Hajimeのイラストは削除・検閲を繰り返しているが、私たちは彼らを存続させたいと思っている。 彼の卓越したシリーズへの参加を望む男性がますます増えているため、現在4冊目となる本書を、50点のみの特別限定版として制作した。 「Jardin Sauvage」は、Yamamotoの作品にステージを提供し、世界中の鑑賞者のために評価、保護を行う。 ---出版社ページより 212 pages, 100 illustrations, 20,8 x 28,7 cm Softcover, matt celloglaze with 3D coating Language: English
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Les Garçons des Fleurs – Full Bloom
¥9,500
SOLD OUT
【2023/10/17 入荷】 日系フィリピン人Hajime Yamamotoによる、シリーズ3作目となるイラストレーション集。 --- ソーシャルメディアを通じて体験する、新しい形での相互のつながり・親密さにインスパイアされた日系フィリピン人アーティストHajime Yamamotoは、見知らぬ人の写真を彼の一連のシリーズである「Les Garçons des Fleurs」に変身させた。 彼のイラストレーションは、世界中の男たちのヌードを、純粋さ、官能的、そして若々しい美しさといった、あらゆる面から描いている。 ソーシャルメディアは、私たち自身を芸術的に表現し、経験を交換し、私たちが 「村で唯一のゲイ 」ではないこと気づくことを可能にするスペースを提供してきた。 ソーシャルメディアから検閲されること、あるいは排除されることは、目に見えない存在に押し戻されることを意味する。 それは私たちの声を失い、世界中の友人や支援者との絆を断ち切られることを意味する。 Hajime Yamamotoは作品の発表を通して、芸術の自由、個性、そして、存在を認識される権利のために戦っている。 このシリーズの最初の2冊が短期間でほぼ完売した後、彼はこのシリーズをもう少し発展させたいと考えた。 彼は3冊目の本である、「Les Garçons des Fleurs / Full Bloom」を出版することを決めた。 この本には、シリーズの中で最もエロティックに興奮したな絵が収められており、被写体は最も露出しているが最も力強い姿で描かれている。 このシリーズでは以前のモデルが再登場し、新人モデルの姿も見られる。 「Full Bloom」は、前作の2つの指針を引き継いでいる。 それは、ヴァーチャルな交流は、親密さやリアリティを欠くものなのか? という探求、そして花の壊れやすい性質と、全裸の男という非常に男性的で困難な形を絡み合わせることである。 ---出版社ページより https://www.paperaffairs.com/shop-our-books/les-garcons-des-fleurs-full-bloom 176 pages, 80 illustrations, 20,8 x 28,7 cm Softcover, matt celloglaze with 3D coating Language: English
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PEOPLE OF THE MUD
¥7,480
【2023/10/04 入荷】 アイルランド ウェックスフォードでのレジデンスプログラムから作成された、Luis Alberto Rodriguezによる写真集。 --- 「People of the Mud」は、ベルリンを拠点に活動するドミニカ系アーティスト、Luis Alberto Rodriguezによる新しいシリーズであり、古代からの伝統と現代の生活が日常的に交差する、アイルランド ウェックスフォードのコミュニティとのコラボレーションで制作された。 プロのダンスのバックグラウンドを持つRodriguezの作品は、土地を耕し文化的な遺産を維持する背後にある、何世紀にもわたる肉体労働の隠喩的な重みに敬意を表している。 傷だらけの手足や手、外気にさらされて年老いた顔、演出された身体のイメージは、この場所での労働の地図のように見え、文化がどのような形で、個人によって形成されるかを反映している。 他方では、きらびやかなボールルームから田畑へと連れ出されたアイルランドの近代女性ダンサーにおける誇張されたグラマーさを我々は目撃する。それは、時間と空間の断裂を生み出している。 ウェックスフォード滞在中、Rodriguezはアイルランドを中心に行われる「ハーリング」というスポーツの強烈な身体性に衝撃を受けた。 芝生の上で最も速いスポーツと考えられているハーリングのスローモーション映像を見ている間、Rodriguezは数秒のうちに、選手たちは押し合い、押しのけ、掴み、抱き合い、お互いを倒したり、持ち上げる姿を目の当たりにした。 Rodriguezは選手と協力し、直接文字通り選手たちを幾重にも重ね、肉体を超える彫刻を作成することで、これらのジェスチャーを再形成した。 プロジェクト当初、Rodriguezは大規模な家族写真を作成したいと考えていたが、そのアイデアはすぐに他の探究によって追い越された。 しかし一歩下がると、「People of the Mud」はまさにそれであり、現代の田舎に住むアイルランド人のアイデンティティを構築する、共同コミュニティにおけるすべて異なる要素のポートレートであると見ることができる。 ちょうどいかなる家族ポートレートと同様に時に機能不全で矛盾しているそれは、風景とその瞬間の中に保持されながら、現在のアイルランドにおける過去と現在の間のすべての断絶と連続性を集める。 この瞬間は静止しているものでもあり、また永久に動き続けるものであり、未来の方を向いている。 ---出版社ページより https://loosejoints.biz/products/luis-alberto-rodriguez-people-of-the-mud?_pos=2&_sid=91c146a1a&_ss=r PRESS New Yorker https://www.newyorker.com/culture/photo-booth/a-visitor-to-ireland-finds-ballet-in-the-ancient-sport-of-hurling The Guardian https://www.theguardian.com/artanddesign/gallery/2020/jun/11/meet-the-mud-people-of-ireland-in-pictures The Independent https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/photography/ireland-ancient-traditions-hurling-dance-wexford-a9554771.html British Journal of Photography https://www.bjp-online.com/2020/03/people-of-the-mud-a-community-portrait-of-wexford-ireland/ W Magazine https://www.wmagazine.com/story/photographer-luis-alberto-rodriguez-people-of-the-mud/ Another Man https://www.anothermanmag.com/life-culture/11159/people-of-the-mud-luis-alberto-rodriguez-loose-joints-ireland-interview Elephant https://elephant.art/the-essential-artists-you-need-to-know-right-now-09042020/luis_alberto_rodriguez_people_of_the_mud_11/ Interview Magazine https://www.interviewmagazine.com/culture/coffee-table-curator-may-2020-mugler-mud-magick Tank Magazine https://tankmagazine.com/tank/2020/03/people-of-the-mud/ i-D https://i-d.vice.com/en_uk/article/akwnme/luis-alberto-rodriguez-people-of-the-mud-interview Another Magazine https://www.anothermag.com/art-photography/12335/photo-books-luis-alberto-rodriguez-peter-beard-hal-fischer-stephen-shore METAL https://metalmagazine.eu/bi/post/interview/luis-alberto-rodriguez The Irish Independent https://www.independent.ie/regionals/wexfordpeople/news/wexford-roots-evoke-unique-photography-39049454.html Der Greif https://dergreif-online.de/artist-blog/read-troubled-days/ The Irish Times https://www.irishtimes.com/culture/art-and-design/visual-art/the-irish-as-you-ve-never-seen-them-before-meet-the-people-of-the-mud-1.4277465 Chapter (in German) https://chapter.digital/people-of-the-mud/ 114 pages, 63 tritone plates, 230 × 275 mm Section-sewn embossed hardcover housed in a handmade slipcase 2020
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O
¥9,900
【2023/10/03 入荷】 プロのダンスのバックグラウンドを持つドミニカ系アメリカ人アーティスト Luis Alberto Rodriguezによる写真集。 --- 高名なドミニカ系アメリカ人アーティスト Luis Alberto Rodriguezは、本書「O」の中で人生のフリーフォール、アイデンティティの構築、そして精神的な運命とのつながりを探求する一連のシリーズを通して、彼の写真に対する演出、具現化されたアプローチを解体する。 フランスの思想家Simone Weilに影響されたRodriguezは、純粋さと、苦しみと超越との間にある関係を探し求め、彼のそぎ落とされたポートレートとWeilのライフワークの間に一線を画す。 本書のタイトルである「O」の文字は、雑音、喘ぎ、ため息、循環、すべての音、白丸、ゼロ、リセットの間で、この超越性を物語る。 身体、年齢、バックグラウンド、そしてアイデンティティの異なるキャストを用い、Rodriguezは、パワーとコントロールの喪失との間で揺れ動くようなヌード作品を創り出す。 Rodriguezは彼の被写体を開放する。バランスをとるように戻りながら、優雅に持ち上がり、純粋さに手を伸ばす一方で、身体は捻じれ、崩れ落ちる。 私たちは向かう方向をどれだけコントロールするのか? 着地点はどれほど柔らかいのか? Rodriguezは、彼のカメラの前に立ち現われ、消える人々の力と美しさと精神的に関わるために、彼の印象的なヌードを、ドミニカ共和国の伝統を受け継ぐコーヒーカップ占いの慣習であるタッセオグラフィーのイメージと対話させるように構成を行う。 「O」は、私たちの現在、自己保存の状態、そしてまだ来ていない未来の不安定さを想起させる。 ---出版社ページより https://loosejoints.biz/products/o INTERVIEW https://metalmagazine.eu/en/post/interview/luis-alberto-rodriguez-1 156 pages, 270 × 320 mm, 80 tritone plates Section-sewn debossed cloth hardcover with ribbon 2023
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AUGUST
¥8,800
【2023/10/03 入荷】 アメリカの写真家Collier Schorrによる写真集。 --- 1990年代初頭、Collier Schorrは南ドイツで活動を始め、歴史的幻影が棲まう小さな街の、ドキュメンタリーと架空のポートレートを編纂していった。 戦争写真家、行商の肖像画家、人類学者、家族史家という重なり合う役割を組み合わせながら、Schorrは記憶、ナショナリズム、戦争、移住、家族によって決定される場所と時間がの織りなすストーリーを語る。 Augustは、その時代にSchorrがドイツの都市Schwäbisch Gmündで撮影したポラロイドで、すぐ一瞬を超えて残るはずではなかったイメージの、境界に位置する場所を探求する。 約20年を振り返りながら、Augustは作品を歴史的な文脈で示すと同時に、制作の手段について検討し、現代のドイツ人を彼らの過去と同化させようとする誤りを明らかにし、アーティストと被写体、被写体とコスチュームの距離を暗に暴露する。 歴史的権威の魔物と落とし穴を認識しているSchorrは、同一化と批評の狭間を探る。 Liliana Cavaniの「The Night Porter」に倣いフェザーの襟巻をまいたドイツ人少年のイメージは、フェティシズムと制服のパフォーマティブな歴史や、ドキュメンタリーとフィクション化、距離と欲望の間で揺れる歴史に対する彼女の関心を強調している。 Augustは、「Neighbors/Nachbarn」(2006年)、「Blumen」(2010年)に続く、「Forests and Fields (原題:Wald und Wiesen)」と題されたシリーズの第3巻である。 「Forests and Fields」は、本質的に本の制作をテーマにしており、伝統的なカテゴリーの概念を利用して異なる視点を生み出す、現在進行中のアーティスト・ブックシリーズである。 それぞれの出版物は、日記、写真年鑑、パリンプセスト、スクラップブックの一部であり、素材を通して新たな視点を生み出すため、作品の再編集を通じてアーティストの作品を常に拡張し、否定するプロセスが作用している。 本は同じようなサイズだが、それぞれが独立したユニークな作品としてデザインされている。最終巻はテキストベースとなり、写真を通じて探求されたアイデアにインスパイアされた文章を集めたものとなる。 ---出版社ページより https://mackbooks.co.uk/products/august-br-collier-schorr PRESS https://www.vogue.com/article/collier-schorr-august-book-interview https://i-d.vice.com/en/article/bvmj5d/collier-schorr-interview-august Embossed lined hardcover with tipped-in image 25.5 x 30.5cm, 104 pages 2022
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intimacy
¥4,180
SOLD OUT
【2023/09/28 入荷】 森栄喜による2013年の写真集。本書にて第39回木村伊兵衛写真賞受賞。 --- 一秒一秒が愛おしい 夏から新しい夏へ、 一年間の記録。 ただ空気と、その中に。 何気ない日常を切り取る この絶対の孤独と、この狂気は なんだ……. ―山本 耀司(ファッションデザイナー) 、帯文より 森栄喜の写真たちに潜在し 変容する「退屈さ」の充実した時間を、これまで誰が、 これほどの率直さと洗練において写真に撮りえただろうか。 ここには、かけがえのないまばゆい生の一瞬が息づいている。 ―新城郁夫(琉球大学教授)、巻末論考より ---出版社ページより https://nanarokusha.shop/items/5a013ea1428f2d16160036a5 本書に関するインタビュー http://changefashion.net/interview/2014/02/07193202.html 装丁:森大志郎 仕様:A4判変型 上製 264ページ 発刊:2013年12月
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ADAM
¥6,400
【2023/09/28 入荷】 日本人写真家Soichiro Suizuによるデニムフェティッシュストーリー。 --- ADAMは男性の身体を被写体とした意識への写真/グラフィックの旅である。 ラバーやラテックスをデニムに置き換えたフェティッシュな物語:リメイク・デニム。 リメイクの目的は一般的に、愛着のある衣服の保存と寿命の延長である。 その結果、オリジナルの作品を少しアレンジすることもあれば、まったく新しい作品に生まれ変わることもある。 独自の歴史を持つデニムは、熟練した職人技によって新たな命を吹き込まれ、より価値の高い唯一無二の一本に生まれ変わる。 私たちの人生もまた、絶え間ない変化と適応のプロセスである。 私たちは肉体的、精神的な傷跡を隠し、修復し、体と心に働きかけ、人生経験と夢を再形成し、組み合わせていく。 私たちは縫い合わされた断片のように、自分の体を装飾する。 私たちは、生きてきた経験の不完全さや痕跡と戯れながら、オリジナルの自分を創造する。 これらの不完全さに対処することは、楽しい変化である。痛みを伴うこともある。 ADAMの物語の舞台は、金継ぎの本場、日本である。金継ぎでは、壊れたものに新たな価値を与えるため、金で割れ目を埋める。 物体に施された金の印は、独自の生活を体験することで生じた傷を隆起させる。 ADAMは、この新しい人生の最初の人間である。 ---出版社ページより https://www.menonpaperart.com/product-page/adam Softcover 108 pages 21 x 29.7 cm 2023
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Analog Human Studies
¥9,600
SOLD OUT
【2023/9/28 入荷】 ロシア系アメリカ人アーティストSlava Mogutinによる、20年にわたるフィルム写真を集約した写真集。 --- Analog Human Studiesは、彼の最初のモノグラフ「Lost Boys」 (2006年) のアウトテイクから、最近のコミッション、エディトリアルワーク、そしてニューヨーク、ロサンゼルス、ベルリン、パリ、ロンドン、マドリードなどで撮影されたポートレートやヌードに至るまで、Mogutinのフィルム写真の20年を網羅する進行中のプロジェクトである。 本書で取り上げられたアーティストや著名人には下記が含まれる。 Maxima Cortina, Cassils, Christeene, Sophia Lamar, Brooke Candy, Kyle England, Boy Radio, Brian Kenny, Matthieu Charneau, Dominic Johnson, Ron Athey, Nick Theobald, Durk Dehner, Florian Hetz, Sean Ford, Andreja Pejić, Luke Abby, Jonah Almost, Isaac Powell, Nile Harris, German Lavrovsky, Jesse Thompson, Fernando Casablancas, and Pierre et Gilles シベリア生まれのSlava Mogutinは、ロシア系アメリカ人のマルチメディア・アーティスト、作家、活動家であり、その率直なクィアな著作とアクティビズムによってロシアから追放された。 第3世の作家であり、独学で写真を学んだ彼は、同性愛嫌悪による迫害を理由にアメリカへの政治亡命を認められた最初のロシア人となった。 2つの文化における反体制活動と難民経験に基づくMogutinの作品は、居場所の喪失とアイデンティティ、プライドと恥、献身と疎外、愛と憎しみの概念を探る。 Mogutinはロシア語の著作7冊、アメリカで出版された3冊の写真モノグラフと2冊の挿絵入り詩集、そして多数のアーティストエディションの作家である。 彼は詩でアンドレイ・ベールイ賞を、芸術的業績でトム・オブ・フィンランド財団の賞を受賞している。ニューヨーク、ロサンゼルス、ベルリンを行き来しながら活動している。 ---出版社ページより https://www.menonpaperart.com/product-page/analog-human-studies PRESS The Face https://theface.com/culture/slava-mogutin-photographs-kinks-sex-and-humans i-D Magazine https://i-d.vice.com/en/article/n7zkyk/slava-mogutin-photography Dazed Digital https://www.dazeddigital.com/art-photography/article/59620/1/slava-mogutin-analog-human-studies-pansexual-exploration-queer-body Container Love http://www.containerlove.art/interviews/slava-mogutin-analog-human-studies Collectible DRY https://collectibledry.com/art-design/slava-magutin-bruce-labruce-manos-amigues-cabrones-de-armas/ Numéro Berlin https://www.numeroberlin.de/2022/12/slava-mogutin-for-numero-berlin Fucking Young! https://fuckingyoung.es/analog-human-studies-by-slava-mogutin Kaltblut https://www.kaltblut-magazine.com/opening-reception-slava-mogutin-analog-human-studies The Eye of Photography https://loeildelaphotographie.com/en/menonpaperart-mopa-slava-mogutin-analog-human-studies-dv/ GoSee News https://www.gosee.news/news/shop/-visual-poetry-both-intimate-and-universal-slava-mogutin-publishes-his-long-term-portrait-project-analog-human-studies-as-a-book-at-mopa-london-and-an-exhibition-in-new-york-62163 Hypebae https://hypebae.com/2023/4/slava-mogutins-new-book-celebrates-queer-bodies-and-pansexual-rebels Softcover 172 pages 21 x 29.7 cm 2023
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Magic Carpet
¥7,100
SOLD OUT
【2023/9/28 入荷】 中国出身の写真家 Duo Limingによる写真集。 --- 1998年元旦に生まれたDuo Limingは、中国の大学で橋梁設計工学を学んだ。 彼は絵画と写真に情熱を注ぎ、常に 「不思議なもの」 と奇抜なビジュアルに魅了されてきた。 Duoはゲイコミュニティを、美しいディスコボール、つまり、「誰もが自分のためにきらきら光る小さなピースで、自らの信念を貫きながら生きている」のだと表現する。 彼はLGBTQ+コミュニティの友人たちの生活を記録し、レンズを通して彼らのユニークな話を伝え始めた。 未知と不確実性に満ちたこの世界で、デュオは彼のアートでMagic Carpetを編み、つかの間の現実逃避のための絨毯の旅に私たちを誘う。 ---出版社ページより https://www.menonpaperart.com/product-page/affairs Soft Cover 88 Pages 21×14.8 cm 2022年
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Affairs
¥6,400
SOLD OUT
【2023/9/28 入荷】 台北在住の写真家、Jaihang Linによる写真集。 --- この写真集は「寝室のドアの向こうで何が起こるか」 を探求した前作で明らかになったJaihang Linのイマジネーションを、超える冒険を共有する。 Linは、ソーシャルメディアで彼のモデルを見つけ出し、彼らのプライベートな生活にアクセスし、その見ず知らずの人たちの夜、さらに言えば、昼の最も親密な瞬間を記録している。 かつて秘密の国境を越えたロマンスが花開いた、若きLinのサンクチュアリだった寝室は、大人になること、典型的な大人としての生活という社会からの期待に対する、不安を形作る檻へと姿を変えた。 モデルの「もろさ」を記録することで、リンは自身の抱える不安感も受け入れる。 Linにとって、見知らぬ人とのセックスは一時的な現実逃避である。 彼のレンズを通して、「Affairs」は、望まれながらも必然的に満たされない人生の現れとなる。 ---出版社ページより https://www.menonpaperart.com/product-page/affairs 紹介ページ内にある前作「Room Taipei」はlonliness booksさんにて取り扱いがあります。 こちらもぜひご覧ください。 https://qpptokyo.com/items/602982c424386004f738ec0b Soft Cover 124 Pages 21×14.8 cm 2022年
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AUGURY
¥8,200
【2023/09/17 入荷】 ニューヨークで活躍する写真家Daniel Rampullaの初モノグラフ。 --- Daniel Rampullaの「AUGURY」は写真の主観的真実を探求する。 この新シリーズは彼の生活における1年間の日記としての役割を果たし、代わりの記憶を構築する技術を深く掘り下げている。 決定的瞬間を1枚の写真に還元するのではなく、彼は断片的なパーツを織り交ぜながら解きほぐすことで、写真の記憶の限界を覆す新たな現実を明らかにする。 この写真集では、ニューヨーク、カリフォルニア、イタリアのボローニャで撮影された写真が、時系列にとらわれることなく、心の中で生じる、きらめく記念品のようなはかない気持ちを伝える方法で構成されている。 本シリーズである「AUGURY」でDanieは、彼自身に自然と活動させ、コントロールを手放すことを強いるツールと交換することで、いつもの写真へのアプローチから脱却した。 また、このシリーズでRampullaは映画の境界線を押し広げ、予期せぬフレームの並列、過剰なクロッピング、オーバーラップなどの実験を行い、率直で多様なイメージのコレクションを作り上げた。 本書には、アメリカの作家で詩人のカイル・ダキュアンによるエッセイが添えられている。 ---紹介ページより より詳細なページ内容は以下URLよりご確認ください。 https://www.forma-editions.com/shop/p/augury-by-daniel-rampulla Published in June 2023 Format: Softback Pages: 96 pages Dimensions: 24×30 cm
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HEAVEN IS A PRISON
¥7,480
SOLD OUT
【2023/9/17 入荷】 ロサンゼルスを拠点に活動を行うアーティストMark McKnightによる写真集。 --- 本書の中でMcKnightは、交尾する2人の男に占められた、ユートピア的であると同時に煉獄的でもある奇妙な世界を描く。 ギリシア神話に登場するシーシュポスのような彼らは、彼らの行為と、彼らの描かれる荒涼とした広大な風景により、解放されるようにも縛られるようにも見える。 章に分けられた本書の詩的なシークエンスは、文字通りのものと比喩的なもの、隔たりと交わり、暴力と愛情の間で揺れ動く。 狭苦しい地平線のない風景は、幽玄な雲と、彫刻的でがっちりとして同時に柔らかい絡み合った身体のイメージと一体となっている。 風景と身体を同義的に表現することで、McKnightは超越、束縛、美、おぞましさに向かう手段として両者を示しながらも、同じコインの裏表であることをメタファーとして示唆する。 本書は、国際的に注目に値する芸術プロジェクトに毎年贈られる2020 Light Work Photobook Awardを受賞している。 Mark McKnightはロサンゼルスを拠点に活動するアーティストで、アメリカ国内およびヨーロッパで作品を展示・出版している。最近の個展に「Mark McKnight」(Aperture Foundation、2020年)、「in this temporarily prevailing landscape」(Klaus von Nichtssagend、2020年)などがある。Markは2019年Aperture Portfolio Prize、2020年Light Work Photo Book Award、2020年Rema Hort Mann Emerging Artist Grantを受賞。現在、ニューヨークのKlaus von NichtssagendとロサンゼルスのPark View/Paul Sotoが代理店を務める。 ---出版社ページより https://loosejoints.biz/products/heaven-is-a-prison 本書に関するインタビュー記事 https://metalmagazine.eu/en/post/interview/mark-mcknight https://www.interviewmagazine.com/culture/cleaness-garth-greenwell-interviews-mark-mcknight-about-his-daring-dirty-pictures Co-published by Loose Joints & Light Work 132 pages 60 tritone plates 250 × 305 mm Silkscreened hardcover hand-wrapped inside printed paper text by Garth Greenwell 2020
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LIKE A RIVER
¥7,480
【2023/9/1 入荷】 ロサンゼルス在住の写真家Daniel Jack Lyonsの初写真集が入荷しました。 本写真集に関するIMAでのインタビュー記事もご覧ください。 https://imaonline.jp/articles/interview/20221013daniel-jack-lyons/#page-1 --- アマゾン奥地に住む周縁化されたコミュニティにおける、アイデンティティ、変容、成熟についての人類学的探求。 Daniel Jack Lyonsのデビュー・モノグラフは、アメリカ人アーティストの長期的なコミットメントである、少数派コミュニティにおける社会的・政治的権利の視覚化を継続するものである。 当初社会人類学と医療人類学のバックグラウンドから、Lyonsはアマゾンの奥地に住むティーンエイジャーや若者の文化的生活を祝福し支援するコミュニティベースの組織である、Casa do Rioの傘下で活動を始めた。 Lyonsは特に、その地域のトランス、クィアコミュニティを視覚化、エンパワーし、先住民の深い伝統と現代のアイデンティティ政治が、熱帯雨林の緑豊かな樹冠と植生の奥深くにある、祝祭的で安全な空間でいかに出会うかを探求している。 Lyonsの力強いイメージ群は、環境破壊、暴力、差別といった有害なものが混在するこのアマゾンにおいて、弾力的に個性を表現し肯定しようとする絶え間ない青春衝動を祝福する。 新たな世代が思春期の慣習や儀式を通過するとき、Lyonsは問う。 彼らはどのような世界に住み、どの程度の自律性を持つのだろうか? Daniel Jack Lyons(1981年生)は、アメリカ人アーティストであり、人類学者でもある。社会から疎外された若者を主なテーマとし、社会の周縁に位置する若者や紛争に直面する若者に焦点を当てた作品を制作している。国際的に作品を発表しており、最近ではロサンゼルス、ニューヨーク、ミラノ、アムステルダム、ワルシャワ、ロンドン、モザンビークで開催された。「New York Times」、「 i-D」、「the New Yorker」、「Vogue Italia」など多数の出版物に作品が掲載されている。 ---出版社ページより https://loosejoints.biz/products/daniel-jack-lyons-like-a-river 112pp 225 × 265 mm 70 photos Debossed hardcover with dust jacket, exclusively produced using recycled materials 2022
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MENLAYERS
¥7,300
【2023/9/1 入荷】 ウィーンを拠点とする出版社 PAPER AFFAIRS Publishersより MENLAYERS by Benjamin Edelineが入荷しました。 --- Ceci n'est pas un polaroïd // This is not a Polaroid. Benjamin Edelineは、子どもの頃から自らを偏執的なオブザーバーと呼ぶ。 彼は常に人間の身体に魅了されてきた。その身振り、動き、関節の動かし方、力強さと脆さに。 ある一瞬の動きの複雑さを探る手法としてのデジタル・ポラロイドの活動は、「Ceci n'est pas un polaroïd」と呼ばれる彼の芸術的研究にうってつけのメディウムとなった。 彼自身の男性ヌード写真とヴィンテージのゲイ・ポルノ雑誌を収集、カット、ミックスすることによる視線と自己露出の複雑な相互作用が、親密さについての彼の個人的解釈を育んでいる。 Benjamin Edelineは、今回初めて彼の代表的なシリーズ「Ceci n'est pas un polaroïd」から、「Black Screen」、「White Socks」、「Red Lovers」の3作品を書籍化。 彼のレーベル「MENLAYERS」は、1970~80年代の男性図像、写真、ヌード、静物画、クィアグラフィックを専門としている。パリ在住。 ---出版社ページより https://www.paperaffairs.com/shop-our-books/benjamin-edeline 3 books in a slipcase 168 pages in total 75 images 14 x 14 cm Softcover with partial coating 2022